出身研究室と諸行無常

出身研究室の教授の退官記念式典に参加

 

- 先生方の老いっぷり、見た目の変化に正直唖然、皆年をとりますね

- 重要性がよくわからない基礎研究の重要性をひたすら叫び続けるアカデミアの先生方、さてその研究資金はどこから拠出?私は民間を選んでよかったなあ、と。

- 年寄りの言うことを聞くな、と言いつつ、自分らはしっかり聞いてポジションをとった諸先生方、言動と行動に矛盾を感じる

- 先生からは"頑張った"、と私に声かけ。その分野でのアカデミア基礎能力が不足する点を私は持続力で乗り切ったことを実感、そういう意味でも私は民間向けの人間

 

- 人間関係で行き先が危ぶまれた助教が実験する准教授として活躍、一番幸せ、と。巡り合わせがあれば逆転できるのだなあ、と。

- 30代後半で国立大准教授に栄転した後輩、ポストが枯渇する中で素晴らしい、これを聞いたのが一番よかった

- 国内委託業者から一流製薬企業に転職した後輩、これにもびっくり、人生は面白いですね、これも巡り合わせだが、運も実力のうちか?!

- 先輩スピーチ: 化学は物資、物理は数式、生物は現象にフォーカス、と先生は教えた、これは確かにその通り、ただ、物質にフォーカスするのは物事を狭くみてしまうような気もする

 

全ては万事うつろい変わっていきますね