2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年総括

今年も昨年同様、悪くない年むしろいい年になりました 仕事もそれ以外も 仕事面では転職活動をコソコソ実行 次のキャリアを見据えて自分の売り先探しを実行 が、で転職リスクに見合わない年収減ばかり 様々な別会社の面接者とカジュアル面談/面接を行ったが…

某学会でのキャリア選択セッション

九州の某学会に参加 一番印象に残ったのは若手特別セッションのキャリア開発 登壇されたポスドクからの発言は"自分がやりたいことをやるのが人生だ"、とか、"なんとかなる"、とか 正直、私の若手時期と全く変わらない光景 先は明るくないのに無理して自らを…

バイオベンチャーの現実

ある上場バイオベンチャーのIRイベントの公開動画を通勤時間に視聴 その会社の転職面接で落ちたこともあり非定期にチェックしてしまうワタシ、、、 株主にボロクソに叩かれていてびっくり そりやそうだ 株価か悲しい状況だからしょうがない 加えて質疑応答も…

バイオ研究は民主化できるのか?を再び考える

先日投稿したこの話題、脊髄反射して一笑してしまったが実は一流科学雑誌に掲載されたコンセプトらしい バーチャル空間でつながり、NFTによる報酬、ブロックチェーンによるセキュリティ対策を施す、らしい 「発案者」「実務担当者」「支援者」の報酬はNFTで…

バイオ研究は民主化できるのか?

ある新興バイオ系支援会社の創業者が「研究の民主化を目指したい」、と。ポソっと言ったフレーズだったが、大きな違和感 また、それが可能であるとも正直思えない そもそもこの支援会社の利用がなぜ民主化につながるのか?さっぱりわからん 民主化というパワ…

プランBヲ常ニ用意セヨ

最近のあるある それは希望するプランAの通りにはならず、次点のプランBを渋々発動せざるを得ない状況に追い込まれること しかも、これはイケるだろう思ったものほど、まさかの展開に あとあとになって考えるとまあ別にいいかと思えるのだが まさに人生は登…

高学歴社会人女性の裏の顔

ひょんなことで一流私大女性と知り合いに 身の上話を聞いてみる 何不自由なく見えてもそうでもないらしい 不安だらけのこの世の中 皆生きていくのは大変だ

人生は巡り合わせと勘と少しの勇気?

標題のようなことを考える今日この頃 とはいえ人生語れるほど己の人生に実績もなし 知名人の人生も参考になるのかならないのかわからん そこで縁ある人とリアルに会って色々聞いてみてサンプル数をあげてみたりする 皆さん色々な人生を歩まれているわけでし…

石の上にも3年

少し前の話となりますが、この雑記ブログもとうとう3年となりました なぜか意外と続いています そしてなぜかアクセスして頂いているようで 前職辞めてから空白期間中にやれるものはやっておこうと思い、こっそり始めたこのブログ これからも徒然なるままにし…

起業とクラファン

前職時代の知り合いが起業とのこと 平たく言うと、研究シーズ支援ビジネス 特徴は「メンタリング」と「コンセプト実証の受託実験」のセット たしかにこのコンボはあまり見たことがない 既にチーム作りできている点も凄い こちらの代表は実務よりリーダー向き…

立食の懇親会では声かけすべし

先日、九州アイランドで行われた某学会に参加 単身で乗り込んだためほとんど知り合いはいなく ただ、前職でお世話になった方とご挨拶 しかも向こうから声かけてもらいました 懇親会で声かけてもらえると嬉しいものですね そういえば前職の会社で、5wayと呼ば…

駅ホームでの餃子セールスに必要なもの

会社の飲み会帰りの職場近くの駅での出来事 帰宅の電車に乗り込む前に、駅ホームで販売のお土産用の冷凍餃子に目がいく まもなく出発しそうになる乗車予定の電車を横目に見ながら、そそくさと注文しようと決意 だが、次の瞬間びっくり なんと、売り子のお姉…

某メディアセミナー感想

- 身分の保証された大学教授が「若者にチャレンジせよ」とか進路について軽口叩くな、サイエンスのことだけ話せ - あのがん免疫薬、本当にチャレンジしたのは開発した製薬会社だと私は思う がん免疫療法は当時相当な逆風があった、週刊誌も含め総叩き 日和っ…

元メンターのあの方

前職でメンターの先輩がアメリカ子会社で重役に昇進 一言で言えば純粋に嬉しい 考えてみればあの会社であの方以上に昇進されている方はいないのではないだろうか 少なくとも近い世代では皆無 ゼロ 栴檀は若葉より芳し 入社前に入社を考えさせて欲しい、と当…

諸行無常

全てのことには常がない 全ては電車の乗り降りのように出たり入ったり とにかくせわしない 知らずに乗り込んでしまっても、いずれは降りなければならない 物事の本質は一つは間違いなくこれなんでしょうね

技術とハンマー

『ハンマーをもつと目に見えるものが釘に見える』 たしかにそれはそうなんですよね 私のような技術開発とその社会実装に執念を燃やすタイプはどうしても技術ありきになってしまって、技術を使うことが最優先になってしまい、目的達成できるかは二の次になっ…

イーロンマスク

リスニング力向上のために、動画サイトからマネしたくなるようなガイジンの生の英語をひたすら聴いています そんなことからイーロンマスクのインタビューページに辿り着く この世にはこんなカッコいい実業家がいるんですね 名前はなんとなく聞いたことありま…

迷わず行けよ、行けばわかるさ

元職場の人間から試薬の問い合わせ 思ったことはただ一つ 「まだ実験してるんだ」 問い合わせ内容が現場感満載 ひょっとしたら管理職登用はまだ? 同期の中では米国子会社勤務一番乗りなのに つくづく人生はわからないもの もちろん応援中なのには変わりない…

研究領域を事前評価できる人材はいるのか?

タイトルは某製薬企業のIR向けの質疑応答 質問者は金融機関のアナリスト 本ブログタイトルに書いた質問に対する社長の回答 「社外取締役に対する職務からは外れる」 質問者からは聞きたいこととズレていたように思ふ 何も社外取締役に研究の目利きができるの…

日本のバイオコミュニティ

某メディアが記事出したので私の感想を - オールジャパンが本当にいいのか? → 感染症対策以外はオールジャパン非推奨が私の意見 評価してもらえる団体と組んだらいいのでどうしても海外勢の資金には勝てず物量勝負のフェーズで必ず失速する - 人材育成につ…

ファミレス談義

家人在宅勤務の日は小生はファミレスに直行 テーブルも広くて作業はやりやすい リモートワークの日はたいてい行きつけのファミレス 生命保険の商談とか職場環境の生々しい話が聞こえてくる お酒が入っていない分だけ居酒屋談義より生々しいかつリアリティが…

無知の知

某グラフ説明にはそんなフレーズなんて使わないぞ、そんな言い回し何もわかっていない人と思われる、ぞ、と警告受けるはめに アドバイス頂けるのはありがたいことではある しかし、そのフレーズの言い回しは第一線の研究者が投稿記事の中で使っていた しかも…

「ゼロ秒思考」は必読書

タイトルの通り これは必読書 かつてない衝撃をうけた 全人類、これに沿ってメモ書きすべきだと思う

洒落た英語表現2: blood sweat and tears into stg

LinkedInを見ていたら、こんな表現がありました "A lot of blood sweat and tears went into this during my PhD!" 血と汗と涙、という表現はworldwideなんすね

労災認定報道

非常に胸の痛む話 実は私も元上司からの苛烈な追い込みを受け休職 しかも今回の報道と同じ時期 とても他人事とは思えない 痛烈に思うのは、こういうときの対応でその組織やその人間の本性がよくわかるという点 あのプレスリリースから明らかなように官僚的に…

日本のAI創薬はモノになるのか?

結論から言えば、私はやや懐疑的 日本人は一からパラダイムや全体像を描くのは昔から下手 ただ改良型ならまだまだいけるかも 後は用途限定の技術だろうか ゴーストフローサイトメトリーの出現はなるほど、と思いました 売れるかはなんとも言えんが 年末に某…

ネコと営業

今日は新年初日の営業日 各人の抱負を語ることに やれ攻めの営業だ、やれ代理店販売ではなく直販だ、と威勢のいい台詞が続く こんなときにふと思い出したのは中国を経済大国に押し上げた鄧小平のこの言葉 「白いネコでも黒いネコでもネズミを取ってくるのが…