私のイチオシ有名人 (6-1) DA PUMP論。

イノベーションは傍流から起きる。

これは音楽業界でも確実にあてはまる。ジャニーズ全盛のあの90年代に突如として現れた沖縄出身のグループ。ジャニーズが嫉妬しテレビ業界が忖度し、彼らを干したという噂がある。噂の真偽はさておき、ジャニーズにとって目の上のたんこぶであったのは間違いない。

ISSAは文字通りこのグループの顔だ。ただ、私が注目するのは彼ではない。kimiだ。組織はNo.2が決める。幽遊白書の蔵馬の名言だ。これは真理だと思う。彼はラップ担当だが、ボーカルとしてISSAとの二枚看板に近い曲の構成のときもある。間違いなくDA PUMPの今後は彼にかかっている。ISSAに何らかのアクシデントがあったとき、彼なしでも一応のDA PUMPがもつのかが試金石となる。ただ、問題ないだろう。彼は頭角を確実に出している。典型的な努力型で積み上げて積み上げて今のポジションを勝ち取った気がする。確実にISSAの右腕になりつつある。ある番組でISSAもそのように彼を紹介していた。あとは時間が経てば、自然と認知度があがり、名実ともにNo.2になる。

それにしても、ISSAはなんていい男なんだろうか。彼は間違いなく日本歌謡界の本物のリーダーだ。テレビでメンバー紹介のときに、各メンバーの特徴と期待を端的に述べていた。とても的確なコメントばかり。

ISSA、お前男だ、と高田延彦の代わりに私は言いたい。というか、高田は一体今何してるんだ!出て来いや!!

DA PUMP論、続きます。